dimanche 29 juin 2008

dégustation grands vins


ギガル E.GUIGAL

コンドリュー種、白の最高峰(こちらギガル氏)、
Son Condrieu, blanc La Doriane est toujours au top.



ユゲル HUGEL & FILS

リースリンク・ヴァンダンジュ・タルディーヴ(遅摘み)89、
エキゾチックな果物の甘い露・・・
Nous avons dégusté parmi ses bouteilles,
un Riesling Vendanges Tardives 89.
un vrai néctar de fruits exotiques











ジャン・アレジ JEAN ALESI

クロ・ドゥ・レルミタージュ、グランヴァンの仲間入り
(こちらジャン・アレジ氏のお兄様)
Son Clos de l'Hermitage est à découvrir ...
il commence à faire sa place parmi les grands.

jeudi 12 juin 2008

restaurant familial












ラ・ヴィー・エ・ベル~美(うま)し人生                                 LA VIE EST BELLE 
       

きょうは、サンテミリオン~St.Emilionの外れにある、
一軒のレストランをご紹介します。

"Restaurant ”というのは・・・、

磨きぬかれたピカピカの銀のカトラリーと
ゴールドの入ったリモージュのお皿、
天井の高いふかふかの絨毯のお部屋で、
黒いコスチュームに蝶ネクタイの給仕が慇懃に
サービスをする豪奢なところ・・・、だけではなくて、

こちらのレストラン・ラ・ピュス(ちびっ子ちゃん)は、
80歳をすぎたとってもお元気なマダムが、
従業員たちを叱咤激励しながら切り盛りする
とても良心的で楽しくおいしい家庭料理のお店です。

正午の開店時間、続々と人が入っていきます。
ボルドーからベルジュラック方面に向かう
県道沿いにあるので、長距離トラックの運転手さんや、
近くのシャトーで工事にあたっている人、
ヴァカンス中で通りかかった家族、
そしてうちのような近所の食いしん坊が
入り混じっての大食堂です。
メニューは日替わりで、選択の余地はありません。
ど~んとまず、スープが運ばれてきて各自好きなだけ
よそっていただきます。

スープが終わるのを見計らって
今度はアントレ(前菜)がやってきます。

さっと湯がいたキャベツをヴィネグレット(ドレッシング)
で和えたもの、人参の千切りサラダ(キャロット・ラペ)、
自家製のパテやリエット。

お隣には、蒸した豚足にエシャロットとヴィネグレットを
かけたすごいものが出てきました。
驚いてみていると、

”君も食べてみたいのかい?”と隣のムッシューが
切り分けてくれます。
・・・酸っぱいコラーゲンたっぷりな感じです。

アントレで張り切ってお腹を一杯にしてはいけません。

きょうのプラ(メイン)は、
トゥールーズ・ソーセージとアラブの羊のピリ辛ソーセージ・
メルゲズにじゃがいものピュレ、

つづいて、オーソブッコもドンドンド~ン!
テーブルワインを皆、手酌でついで、
まだ、お昼休みのはずの人も、
給仕のフローリアンさんも、
毎日暇な人も、

”La vie est belle...
人生は美しいなあ~、美味しいなあ~”といった面持ちです。

つづくフロマージュ、
デセールは好きなものを取りにいきます。

カスタード・ソースに、茹でたメレンゲを浮かべた
”イル・フロッタン~浮島”と、日本人にはやや不人気な
お米を牛乳で甘く炊いた”リ・オ・レ”、
フリュイ・マセドアンヌ(角切りフルーツポンチ)、
ムースなどなど・・・。

いつでも一杯のカフェで〆るのがこちら流です。

この迫力をお見せしたくて、
今まで何人も日本の方をご案内しましたが、
皆さん◎とおっしゃいます。

まだのみなさまもいつかごいっしょに!
こんな可愛いお客さんもきています。

C'est toujours avec un certain plaisir que je vais manger
au restaurant- La Puce - qui se trouve près de chez nous .
Qualité prix ça ne vaut pas la peine de faire à manger
à la maison. C'est bon, copieux et familiale.
3 entrées avec un plat de charcuterie maison,
en général 2 viandes en accompagnement des légumes,
le plateau de fromage,le dessert et le vin compris à volonté !!
Et je ne parle pas de l'ambiance autour des tables,
conviviale et bon enfant,
le service est souriant et en phase avec le client.
La propriétaire qui n'est pas très grande ( la puce )
mène son affaire avec doigté, son âge avancé ne lui pose pas
de problème pour être présente et aider ses collaborateurs.
Tous mes amis visiteurs sont ravis de découvrir ce restaurant
de famille, c'est une visite obligatoire quand nous recevons.

 

lundi 2 juin 2008

religieuse au thé vert ,humm!!













j'ai eu le grand plaisir de déguster cette bonne pâtisserie réalisée par Midori,
qui enseigne la Pâtisserie à L'Association Bordeaux Minna No Table(la table des amis)
je trouve que la garniture est plus légère qu'une religieuse classique au chocolat:
à prendre avec un thé légèrement aromatisé (pèche,abricot).
緑のパレット                                              UNE PALETTE DE VERDURE
きょうのような雨の日は、
裏庭でひっそり咲くカラーの
緑の葉と白い花がくっきりと映えて印象的です。

ふとい茎の緑が徐々に白味を帯びて白い花に繋がる、
この不思議な花を切って花瓶に入れてみたり、束ねてみたり、
でも、あちこちを向きがちで、なかなかうまくまとまりません。

葉の緑の妙を眺めているうちに、
小学生の頃の写生の時間の、先生の言葉を思い出しました。

”緑色をべったりと塗ってはいけませんよ、
同じ緑色でも、何色も何色もあるでしょう”、・・・ほんとうに。

先日のクロカンブーシュの余ったシュー生地で、
きょうは”ルリジューズ Religeuse”を作りました。

”修道女”を象ったこのお菓子は、
フランスではショコラかカフェが定番ですけれども、
きょうは抹茶の緑の衣を着せました。

カラーの傍にぽっと置いてみました。
白い花の傍の緑のシャポー、
葉の色に同化して、まるで雨蛙のようです。
この自然さは天然の色素ならでは・・・。

フランスのパティスリー界では、以前は緑といえばピスタチオでしたが、
近年、抹茶の緑がずいぶん浸透してきました(それは主にParisのこと)。
ピエール・エルメ氏は、宇治茶をご贔屓だそうですね。

ルリジューズといえば、マカロンで有名な
パリ・ラデュレのスペシャリテのひとつ、
こちらには抹茶の味はありませんが、
ほぼ同じサイズに作りましたのでかなりの食べ応えがあります。

甘いフォンダン(砂糖衣)がたっぷりかかるお菓子ですので、
抹茶の渋み、苦味をやや強めに効かせるのも
なかなかよいものと思われました。