


アトリエの風景~春のマカロン MACARONS DE PRINTEMPS
2009年度のレッスン予定をこちらでご案内しております
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きょうから4月、
おとといから夏時間となり、
時計を1時間進めました、日本との時差は7時間、
いよいよ春ですね。
日本では、いまや苺や桜色のお菓子が旬のようですが、
こちらでは、苺の季節にはもう少し間があって、
うちの庭でも、今、苺の白い花が咲きはじめました。
そこで私のアトリエではマカロンで、春の彩りと味を集めてみました。
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今回のマカロン実習を熱望されていたのは、
伺ってみれば、お料理とお菓子の大ベテランともいえるお二人、
ドミニクさんとミロスラヴァさんでした。
ドミニクさんは、隣村の役場の秘書さん、
ミロさんは、お料理教室をなさっていて、
仲良しのお二人は、どうやらお料理教室などを
梯子されている模様・・・、ただ、
”さまざまな方法とルセットで試し、習いにも出かけてはみたが、
マカロンだけはまだ納得いかない”のだとか・・・。
”・・・はぁ。”
”なんといっても、マカロンはパリのエルメでしょう、
ラデュレではないわね・・・。”、
”・・・はぁ。”
これは厳しい、試練(テスト)かしら・・・、
私はやや緊張して、まず、試食品を差し出し、
”うまくいけばこんな感じに行くはずなのですが、
お好みに合いますか?”と様子を探ります。
すでにマカロンの愛好家でいらっしゃるとすれば、
追求される味、理想もさまざまでしょうから、
はじめから論外とされれば、元も子もありませんものね。
幸い、試食品は気に入っていただけて、
”もし、こんなのができれば、ダイマンゾクである。
私たちに教室の宣伝はお任せなさい。”と笑っておっしゃるのでした。
さすがにお二人とも手際よく、そして楽しそう。
なにしろ材料についても道具についても、"通”でいらっしゃるので、
作業をしながら、私もだんだん楽しくなってきました。
今、ちょっと調べているこの辺の地方のお菓子のことなどを
お伺いしてみたり・・・、
ひとつ聞けば何倍ものお答えをありがとうございます。
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お蔭様でその日のマカロンの神は、
私たちの味方をしてくださいまして、
イースター用のリースの春の色にあわせて、
こんな風に並べてみたかった
私のささやかな夢も叶いました。
葉陰のグリーンはピスターシュ、
薄紫の花の横には、スミレ味の菫色のマカロン、
”ショコラに、こんな風にブルーエの花びらと細かく砕いた
ヴィオレット・クリスタリゼを置くのは、P・エルメ氏のものなんですよ、
CHUAOという名のショコラのマカロン。”お二人は納得、
ミモザ色は、ミモザ・シトロン味、
そして薔薇色。
マカロン人気は、こちらでも根強く、
これは、本当にフランス菓子魂のこもったお菓子だと思います。
華やかさ、独特な食感、そして、
日本であんなに人気があるのが少し不思議なくらい、
甘さも濃さも半端ではないと思うのですが、
いかがでしょう?
でも、その色も形も、オーブンを覗きながら
焼き上がりを待つ間もやはり魅力的で、
私にとっては、なんといっても作るのが楽しいお菓子なのです。
Un jour d'Atelier de Macaron avec deux charmantes dames-
Dominique et Miroslawa, cela s'est bien passé.
Voilà, ce sont des macarons de printemps,
Vert-pistache, Violet-Violette, chocolat, Jaune-Mimosa Citron
et une belle rose.
Bientôt Pâques, il y a déjà plein de couleurs et lumière
de printemps sur la table des amis.
MERCI POUR VOTRE VISITE.